2023年2月3日に開催されました第3回小児製剤研究会へ、小児がん対策国民会議の薬剤開発促進WGから患者家族 鈴木隆行が参加し、発表を行いましたことをご報告いたします。
本研究会の参加者は製剤のアカデミア・製薬企業の研究者らが中心となっていますが、闘病時の体験を知ってもらうことで、薬の開発時点での意識をより高めてもらうことができればと思い、参加いたしました。
発表では海外で開発された薬に手が届かなかったこと、薬の剤形がハードルとなって治療が行えなかったことから、小児向けの剤形の重要さをお伝えしました。
発表後には多数の参加者から声をかけていただき、製薬企業の投資判断として小児向けの薬剤開発にはどうしても制約が出てしまう現状や、そもそも知らなかったというお言葉、企業内に情報共有したいというお申し出もいただきました。
改めまして、本研究会へご招待いただいたことに感謝申し上げます。
〈開催情報〉
日時:2023年2月3日10:00~16:30
場所:現地(昭和大学 上條記念館) / オンライン ハイブリッド実施
主催:日本薬剤学会 小児製剤フォーカスグループ(AMED「小児医薬品の早期実用化と国際連携に資するレギュラトリーサイエンス研究」共催)
テーマ・演題情報:https://www.kokuchpro.com/event/cf06f31ce2c97419de9277ffe2bd2d21/